小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第61話 休戦協定(5/5)




 シャオレイの元へ、フェイリンが戻ってきた。ミアルも横にいる。

 シャオレイは、ふたりが何を話したのかが気になっていたが、何も尋ねなかった。

「カナリア妃様……フェイリン殿と、どうぞお元気で」

 シャオレイは、ミアルの言葉に力強くうなずいた。

 ミアルには、これからシャオレイに何が起こるのか、なんとなく予感していた。
(でもおふたりなら……乗り越えられるはず)

 フェイリンもシャオレイの乗る馬にまたがり、ふたりは出発した。

 シャオレイは後ろを振り返り、いつまでもミアルに手を振っていた。



< 305 / 325 >

この作品をシェア

pagetop