小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第11話 嫉妬の旋律(5/6)
◆
シャオレイが琴房に戻ると、フェイリンはすぐに顔を上げた。「遅い」と言いかけて、彼の眉間に深いしわが寄る。
シャオレイの後ろから邪魔者――ミアルがついてきたからだ。
「……なんだそいつは?」
警戒するフェイリンに、慌ててシャオレイが言った。
「ふたりをちゃんと会わせたかったの」
ミアルは涼しい顔で、軽く頭を下げた。
「――というわけで、ミアルにも事情を話したわ」
シャオレイから説明を受け、フェイリンは早速ミアルに「邪魔をするなら消す」と警告した。
「それはご安心を。
私は姫様のために動くだけですわ」
ミアルは、フェイリンの鋭い目線を受けても顔色ひとつ変えなかった。
「ともかく。
目的は同じなのだから――ね?」
シャオレイは、フェイリンとミアルを会わせたことを少し後悔した。
◆
シャオレイが琴房に戻ると、フェイリンはすぐに顔を上げた。「遅い」と言いかけて、彼の眉間に深いしわが寄る。
シャオレイの後ろから邪魔者――ミアルがついてきたからだ。
「……なんだそいつは?」
警戒するフェイリンに、慌ててシャオレイが言った。
「ふたりをちゃんと会わせたかったの」
ミアルは涼しい顔で、軽く頭を下げた。
「――というわけで、ミアルにも事情を話したわ」
シャオレイから説明を受け、フェイリンは早速ミアルに「邪魔をするなら消す」と警告した。
「それはご安心を。
私は姫様のために動くだけですわ」
ミアルは、フェイリンの鋭い目線を受けても顔色ひとつ変えなかった。
「ともかく。
目的は同じなのだから――ね?」
シャオレイは、フェイリンとミアルを会わせたことを少し後悔した。