ハイスペ御曹司で年下幼馴染の山田一郎が誘ってくる送迎を断ったら、とんでもない目に遭った件
ゆれる気持ち
「すみません」と鈴木さんが運転を詫び、細い裏通りに車を進めながら説明した。
「茉莉さんの会社に入る道路が工事中になってましたので迂回します。ただこの先一方通行になるんですよ。このままだと茉莉さんの会社の前にはつけられません。ですので路地を……」
「だ、大丈夫ですよ! 一通からは一人で歩いていきますから!」
その状況、逆にナイス!
私は一郎から体を離しながら力をこめて返事した。
「茉莉、送迎の件だけど」と私の心境なんか知りもしない一郎が話を戻す。
「茉莉が送迎を嫌なのはわかったよ。だけどもうしばらくだけ、俺に付き合ってくれよ」
……一郎、全然わかってない。
だから、私は一郎と距離を置きたいんだってば!
「茉莉……」
一郎が柔らかい声で名前を呼んで、私の顔をのぞき込んできた。
ドキリ。
だから近いってばーーーーーーーーっ!!
「茉莉さんの会社に入る道路が工事中になってましたので迂回します。ただこの先一方通行になるんですよ。このままだと茉莉さんの会社の前にはつけられません。ですので路地を……」
「だ、大丈夫ですよ! 一通からは一人で歩いていきますから!」
その状況、逆にナイス!
私は一郎から体を離しながら力をこめて返事した。
「茉莉、送迎の件だけど」と私の心境なんか知りもしない一郎が話を戻す。
「茉莉が送迎を嫌なのはわかったよ。だけどもうしばらくだけ、俺に付き合ってくれよ」
……一郎、全然わかってない。
だから、私は一郎と距離を置きたいんだってば!
「茉莉……」
一郎が柔らかい声で名前を呼んで、私の顔をのぞき込んできた。
ドキリ。
だから近いってばーーーーーーーーっ!!