契約外の初夜で、女嫌い弁護士は独占愛を解き放つ~ママになっても愛し尽くされています~
六章 予期せぬ出来事
一月も半月ほどが過ぎた、木曜日。
怒涛の日々を送っていた私は、久しぶりに予定がない休みを過ごすことになり、昼前の今もベッドの住民と化している。
なにせ、年末からずっと目まぐるしく、休みのすべてに予定が入っていたのだ。
遡ること、パーティーの翌日。
改めて、侑李さんと今後のことを相談した。
彼が確認してくれたのは、『本当に籍を入れてもいいのか』と『一晩経っても気持ちは変わっていないか』ということ。
この時にはもう私の気持ちは固まっていたし、侑李さんもそうだったように思う。
最初こそ、二度目の体の関係になったことや前夜の気まずさもあったけれど、真剣に話し合っているうちに気にする余裕はなくなっていった。
籍を入れるのなら、お互いの家族にも紹介し合うことになる。
そういう話もした時には、さすがに家族に対する罪悪感も芽生えたけれど……。不思議と決意は固まったままで、後戻りする気持ちはなかった。
そして、結婚への準備が始まったのだ。
まずは、身内への報告。
お互いの両親や家族に始まり、彼は改めて所長や仕事関係の人、私もさっちゃんや深雪に話した。
家族や深雪は驚きつつも素直に祝ってくれ、スムーズに報告は終わった。
怒涛の日々を送っていた私は、久しぶりに予定がない休みを過ごすことになり、昼前の今もベッドの住民と化している。
なにせ、年末からずっと目まぐるしく、休みのすべてに予定が入っていたのだ。
遡ること、パーティーの翌日。
改めて、侑李さんと今後のことを相談した。
彼が確認してくれたのは、『本当に籍を入れてもいいのか』と『一晩経っても気持ちは変わっていないか』ということ。
この時にはもう私の気持ちは固まっていたし、侑李さんもそうだったように思う。
最初こそ、二度目の体の関係になったことや前夜の気まずさもあったけれど、真剣に話し合っているうちに気にする余裕はなくなっていった。
籍を入れるのなら、お互いの家族にも紹介し合うことになる。
そういう話もした時には、さすがに家族に対する罪悪感も芽生えたけれど……。不思議と決意は固まったままで、後戻りする気持ちはなかった。
そして、結婚への準備が始まったのだ。
まずは、身内への報告。
お互いの両親や家族に始まり、彼は改めて所長や仕事関係の人、私もさっちゃんや深雪に話した。
家族や深雪は驚きつつも素直に祝ってくれ、スムーズに報告は終わった。