私をフッた元上司と再会したら求愛された件
「園崎が俺のことどう思ってるか、聞いてもいい?」
ドキンと心臓が大きく跳ねる。
ちゃんと言わなきゃ。そう思って口を開いてみたものの、肝心の言葉が絡まって、喉をつかえて出ない。戸川さんへの気持ちは、とてもひと言では言い表せない。
「あの、うまく言えないかもしれないんですけど、いいですか……?」
「うん。園崎が思ってること、全部聞かせて」
戸川さんが優しい目をして私の顔を覗き込む。その眼差しに背中を後押ししてもらえたような気がして、私は思い切って言葉を声に乗せた。
「……戸川さんに好きって言ってもらえて、嬉しかったです。でもそれ以上に信じられない気持ちが大きくて……わからないんです。私普通だし、戸川さんに好きになってもらえる特別な要素なんてないから……」
「俺にとって園崎は特別だよ。話していて楽しくて、仕事に一生懸命な横顔や笑った顔がかわいいと思って、気付いたら目で追ってた。そんな風に思ったのは園崎だけだ。好きだから、園崎だけが特別」
今までは自分に秀でたものがないから、好きな人に自分を選んでもらえないのだと思っていた。でも、戸川さんの言う私の好きなところは、普通なことばかり。
特別だから好きになるのではなく、好きだから特別になるんだ。私はずっと勘違いしていたのかもしれない。
ドキンと心臓が大きく跳ねる。
ちゃんと言わなきゃ。そう思って口を開いてみたものの、肝心の言葉が絡まって、喉をつかえて出ない。戸川さんへの気持ちは、とてもひと言では言い表せない。
「あの、うまく言えないかもしれないんですけど、いいですか……?」
「うん。園崎が思ってること、全部聞かせて」
戸川さんが優しい目をして私の顔を覗き込む。その眼差しに背中を後押ししてもらえたような気がして、私は思い切って言葉を声に乗せた。
「……戸川さんに好きって言ってもらえて、嬉しかったです。でもそれ以上に信じられない気持ちが大きくて……わからないんです。私普通だし、戸川さんに好きになってもらえる特別な要素なんてないから……」
「俺にとって園崎は特別だよ。話していて楽しくて、仕事に一生懸命な横顔や笑った顔がかわいいと思って、気付いたら目で追ってた。そんな風に思ったのは園崎だけだ。好きだから、園崎だけが特別」
今までは自分に秀でたものがないから、好きな人に自分を選んでもらえないのだと思っていた。でも、戸川さんの言う私の好きなところは、普通なことばかり。
特別だから好きになるのではなく、好きだから特別になるんだ。私はずっと勘違いしていたのかもしれない。