婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
渡したワインや家庭を持つ宣言で、わからせたというのが正しい気もするけれど。牽制した、というか。
そういうとこ、世那は抜け目ないよなあ。美作さんが『根に持つタイプ』と言っていたのも頷ける。
「……で、紬希。このあとはどうする? 大人しく帰るか?」
考えてみれば週末で明日、明後日はお休みだ。ちらりと彼を覗き込むと、私の表情を読んだのか欲しい言葉をくれる。
「うちに来るか?」
「いいの?」
「たいして広くも綺麗でもないけど、それでよければ」
「……じゃあ、行きたい」
初めて行く彼の家。ふたりでタクシーの後部座席に乗り込み、運転手さんに大まかな住所と目印を説明する。
タクシーを降り、すぐ近くのコンビニでお泊まりセットと食後のプリンを買い、歩いて彼の家へ。
世那の自宅は駅にほど近い、築年数の浅いデザイナーズマンションだった。
大きなガラス窓とコンクリートの打ちっぱなしがお洒落な外壁。中はメゾネットタイプで、彼の家は三階と四階。リビングにある階段から上階の寝室に移動できる。
床や天井の白と、コンクリートの壁の無機質さがなんだか彼のイメージにしっくりくる。
そういうとこ、世那は抜け目ないよなあ。美作さんが『根に持つタイプ』と言っていたのも頷ける。
「……で、紬希。このあとはどうする? 大人しく帰るか?」
考えてみれば週末で明日、明後日はお休みだ。ちらりと彼を覗き込むと、私の表情を読んだのか欲しい言葉をくれる。
「うちに来るか?」
「いいの?」
「たいして広くも綺麗でもないけど、それでよければ」
「……じゃあ、行きたい」
初めて行く彼の家。ふたりでタクシーの後部座席に乗り込み、運転手さんに大まかな住所と目印を説明する。
タクシーを降り、すぐ近くのコンビニでお泊まりセットと食後のプリンを買い、歩いて彼の家へ。
世那の自宅は駅にほど近い、築年数の浅いデザイナーズマンションだった。
大きなガラス窓とコンクリートの打ちっぱなしがお洒落な外壁。中はメゾネットタイプで、彼の家は三階と四階。リビングにある階段から上階の寝室に移動できる。
床や天井の白と、コンクリートの壁の無機質さがなんだか彼のイメージにしっくりくる。