婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
そこに入っていたのは――。

「っ……!」

緩やかなV字を描くプラチナリングの中央に、キラキラと輝く大粒のダイヤがのっていた。

驚いて顔をあげると、そこには姿勢を正した世那がいて。穏やかで優しくて、でもどこか頼もしい笑みを浮かべてこちらを見つめていた。

「一緒に幸せになろう、紬希。結婚しよう」

柔らかな口調とは裏腹に重みのあるその言葉は、真面目で慎重な彼が真剣に考えて決断したものに違いなかった。

これまでも結婚を前提にしているとは言ってくれていたけれど、恋人という時間を経て、とうとう世那は私と一生をともにしたいと思ってくれた。その想いが永遠に揺るがないと感じてくれたんだ。

視界がにじむとともにキラキラと輝いて、まるで夢の中にいるみたいだ。

夢――そう、私の夢は素敵なパートナーと巡り会って幸せな結婚をすること。

そんな漠然とした願いが今、最高の形で叶おうとしている。

こぼれおちそうになる涙を指の腹で拭ってごまかしながら、私は照れ笑いを浮かべた。

きっと喜びと感動で顔がめちゃくちゃだ。綺麗なお嫁さんじゃなくてごめん。

それでも世那は、そんな私を温かい目で見つめてくれている。

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