婚活!~絶対幸せになれる婚、探してます~
しかも、食事が終わる頃合いを見計らって――もしかしたら彼は、結構前から店の前で待っていてくれたのかもしれない。
「本命の方はあんたのじゃなかったけどな」
鏡だけなら明日渡してくれれば済む話だった。彼がどこか気まずそうに言う。
「おかげで私は助けてもらえましたし、結果オーライじゃありませんか」
フォローのつもりで言ったのだが、「いや、それはあんたが言う台詞じゃないだろ、反省しろよ」と逆に怒られてしまった。もっともである。
「あんたが婚活する理由はわかったけど、パートナーっていうのは、そんなに無茶しなきゃ出会えないのか? 普通に生活している上で会う男じゃダメなのかよ」
不意に質問され、目を大きく瞬かせる。
驚いたのは質問の内容というよりも、今日の彼が随分と私に興味を持ってくれるからだ。他人の事情なんてどうでもいい無関心な塩対応男子だと思っていたから。
「そう……ですね。できればいろいろな方にお会いしてみたいです。どこに理想の男性がいるかわかりませんし」
「理想って……どんな男がいいんだ?」
「本命の方はあんたのじゃなかったけどな」
鏡だけなら明日渡してくれれば済む話だった。彼がどこか気まずそうに言う。
「おかげで私は助けてもらえましたし、結果オーライじゃありませんか」
フォローのつもりで言ったのだが、「いや、それはあんたが言う台詞じゃないだろ、反省しろよ」と逆に怒られてしまった。もっともである。
「あんたが婚活する理由はわかったけど、パートナーっていうのは、そんなに無茶しなきゃ出会えないのか? 普通に生活している上で会う男じゃダメなのかよ」
不意に質問され、目を大きく瞬かせる。
驚いたのは質問の内容というよりも、今日の彼が随分と私に興味を持ってくれるからだ。他人の事情なんてどうでもいい無関心な塩対応男子だと思っていたから。
「そう……ですね。できればいろいろな方にお会いしてみたいです。どこに理想の男性がいるかわかりませんし」
「理想って……どんな男がいいんだ?」