恋だなんて、思わなかった
琉依side3
琉依side3
入院してからまさかの髄膜炎という事が発覚して
まぁ、幸い無菌性だったから点滴で様子をみてるんだけど
髄膜炎と発覚して数日後のこと
俺の担当の子が急変して、その子の処置が終わって
医局に戻ると
ある看護師が
看護師「藤崎先生!
百瀬さんがパニック起こしてて...」
「パニック?」
看護師「点滴しようとしたらパニックなってしまって」
「は?点滴?」
何で点滴なんかしてるんだ?
百瀬の処置は
俺の許可なしではとやるなって言ってるんたけど...
急いで百瀬の病室に行くと、
過呼吸を起こして、更には喘息発作まで起きている
「...君たちもう戻って」
看護師「え、でも...」
「お前らのせいでこうなったんだろ?
早くここから出てけよ!」
そう言って看護師を病室から追い出して
百瀬に声をかける
「もう、大丈夫だからな
呼吸こっちに合わせなくていいから
ゆっくり呼吸するのだけ意識して」
吸入をして、数分したら過呼吸も治まってきた
「何があったか話せる?」
楓「.....点滴....痛くなった、から
ナースコール押したら....看護師さん来て....」
その看護師に半場無理点滴を抜かれて
新しい針を入れる時に百瀬が腕を引いてしまったらしく
男の看護師が来て、抑えつけられたってことらしい
それでパニックになったのか?
藤崎「もしかしてだけど、トラウマか何かあるのか?」
「......私が子供のころの主治医の先生が治療とか
結構強引な人だったんです....
なにかする度に抑えつけてくるから....
今も抑えられるの怖くて....」
「そうだったのか、そりゃ病院嫌いにもなるわな
....悪かった、ごめん、
看護師達には俺の許可なく
処置するなって伝えてたんだけど、ごめん....」
楓「え、いや、そんな....
藤崎さんが謝らないでください....
藤崎さんは悪くないです....」
「ふっ、百瀬は優しいな
眠そうだな、まぁ疲れたか
また後で来るから寝てていいよ」
そう一言言ってナースステーションに行く
看護師「藤崎先生、百瀬さんのこと...すみませんでした」
「.....なにがすみませんなの?」
看護師「え、えと、点滴した事です」
「うん、俺言ったよな?
百瀬には俺の許可なにし処置するなって
なんでやったんだよ、それに固定して無理矢理」
なんでこんなにイラついてるんだ
こんなみんなに聞こえるところで
言うことじゃないってわかってるに抑えられない
看護師「すみません...」
「すみませんじゃなくて、なんでって聞いてるんだけど」
看護師「.......その...」
「あー、もういいわ
お前らもう病室入るなよ」
看護師「.........はぃ」
多分このままだと
思ってること全部言いそうだったから話を終わらせた
それから3日後、百瀬は退院が決まった
「お疲れ様、退院おめでと。色々頑張ったな」
榎本「楓ちゃん!退院おめでとう〜!
ほんと、頑張ったね〜」
楓「ありがとうございました
あと、色々ご迷惑おかけしてすみませんでした」
榎本「迷惑なんかかかってないよ〜
楓ちゃんはなにも気にしなくていいんだよ」
「あ、喘息の検診1週間後だから来いよ」
楓「うっ....はい」
それから、1ヶ月間は週1の検診だったけど
症状も安定してきて、数値も良くなってきたから
月1検診になった
今日も検診の日で....
「んー、そろそろ採血しときたいんだけど笑」
楓「え、や、心の準備が....」
「なら、次の検診の時な
心の準備しといて」
楓「.....はぃ」
「あ、インフルの予防接種もしたいから
そっちも心の準備しといてな」
楓「え、2個....ですか、?」
「うん、いやなら今日採血する?」
楓「次にします...」
「わかった、次ね
なら、今日はもう終わりかな。お疲れ様」
そう約束したのに次の検診の日百瀬は来なかった
入院してからまさかの髄膜炎という事が発覚して
まぁ、幸い無菌性だったから点滴で様子をみてるんだけど
髄膜炎と発覚して数日後のこと
俺の担当の子が急変して、その子の処置が終わって
医局に戻ると
ある看護師が
看護師「藤崎先生!
百瀬さんがパニック起こしてて...」
「パニック?」
看護師「点滴しようとしたらパニックなってしまって」
「は?点滴?」
何で点滴なんかしてるんだ?
百瀬の処置は
俺の許可なしではとやるなって言ってるんたけど...
急いで百瀬の病室に行くと、
過呼吸を起こして、更には喘息発作まで起きている
「...君たちもう戻って」
看護師「え、でも...」
「お前らのせいでこうなったんだろ?
早くここから出てけよ!」
そう言って看護師を病室から追い出して
百瀬に声をかける
「もう、大丈夫だからな
呼吸こっちに合わせなくていいから
ゆっくり呼吸するのだけ意識して」
吸入をして、数分したら過呼吸も治まってきた
「何があったか話せる?」
楓「.....点滴....痛くなった、から
ナースコール押したら....看護師さん来て....」
その看護師に半場無理点滴を抜かれて
新しい針を入れる時に百瀬が腕を引いてしまったらしく
男の看護師が来て、抑えつけられたってことらしい
それでパニックになったのか?
藤崎「もしかしてだけど、トラウマか何かあるのか?」
「......私が子供のころの主治医の先生が治療とか
結構強引な人だったんです....
なにかする度に抑えつけてくるから....
今も抑えられるの怖くて....」
「そうだったのか、そりゃ病院嫌いにもなるわな
....悪かった、ごめん、
看護師達には俺の許可なく
処置するなって伝えてたんだけど、ごめん....」
楓「え、いや、そんな....
藤崎さんが謝らないでください....
藤崎さんは悪くないです....」
「ふっ、百瀬は優しいな
眠そうだな、まぁ疲れたか
また後で来るから寝てていいよ」
そう一言言ってナースステーションに行く
看護師「藤崎先生、百瀬さんのこと...すみませんでした」
「.....なにがすみませんなの?」
看護師「え、えと、点滴した事です」
「うん、俺言ったよな?
百瀬には俺の許可なにし処置するなって
なんでやったんだよ、それに固定して無理矢理」
なんでこんなにイラついてるんだ
こんなみんなに聞こえるところで
言うことじゃないってわかってるに抑えられない
看護師「すみません...」
「すみませんじゃなくて、なんでって聞いてるんだけど」
看護師「.......その...」
「あー、もういいわ
お前らもう病室入るなよ」
看護師「.........はぃ」
多分このままだと
思ってること全部言いそうだったから話を終わらせた
それから3日後、百瀬は退院が決まった
「お疲れ様、退院おめでと。色々頑張ったな」
榎本「楓ちゃん!退院おめでとう〜!
ほんと、頑張ったね〜」
楓「ありがとうございました
あと、色々ご迷惑おかけしてすみませんでした」
榎本「迷惑なんかかかってないよ〜
楓ちゃんはなにも気にしなくていいんだよ」
「あ、喘息の検診1週間後だから来いよ」
楓「うっ....はい」
それから、1ヶ月間は週1の検診だったけど
症状も安定してきて、数値も良くなってきたから
月1検診になった
今日も検診の日で....
「んー、そろそろ採血しときたいんだけど笑」
楓「え、や、心の準備が....」
「なら、次の検診の時な
心の準備しといて」
楓「.....はぃ」
「あ、インフルの予防接種もしたいから
そっちも心の準備しといてな」
楓「え、2個....ですか、?」
「うん、いやなら今日採血する?」
楓「次にします...」
「わかった、次ね
なら、今日はもう終わりかな。お疲れ様」
そう約束したのに次の検診の日百瀬は来なかった


