音の放浪者
あれから2週間が経過した。
部活動見学の期間も終わり、今日から本格的に1年生の部活が始まる。
「風音、一緒に部活行こ!」
そう彩世から声がかかる。
あの日から私たちはどんどん仲良くなり、風音、彩世と呼び合うようになった。
断る理由なんてどこにも見当たらなかった私は「もちろん」と言い、一緒に部室へと足を運んだ。
ガラガラ、と音をたてて部室のドアを引くとエレキギターのチューニングをしていた先輩たちが待っていました、と言わんばかりにこちらに駆け寄ってくる。
「1年生だよね?軽音部へようこそ!私、部長の水溜和歌です!とりあえず、残りの1年生が全員来るまでそこの椅子にでも座って待ってて。全員集まったらこの部活についての説明をするから」
私たちは指示された椅子に座り、残りの1年生が来るまで彩世と話をして過ごした。
5分ほど経った頃、部室のドアが開く音がした。
反射的に音が鳴った方を振り向くと、2人の男子生徒が入ってくるのが見えた。
水溜先輩は2人の男子生徒の方へ行き少し話をした後、私たちの方を向き
「2人とも、全員集まったから部活の説明するよ!」
そう言い水溜先輩と男子生徒2名はこちらの方へ来た。
「よし、じゃあこれからこの学校の軽音部の説明をしようと思います。」
そう言って水溜先輩は説明を始め、一通りの話が終わったあと、
「あとバンドのメンバーについてなんだけど、今うちの部活は結構人数がギリギリだから1年生4人で組むことになります。とりあえず今日は自己紹介とバンド内でのパートを決めておいてね!」
そう言って水溜先輩は扉の方へ行き、私達を手招きをして
「私たち曲合わせがあるから隣の空き教室で話してもらってもいい?」
と言い、私たちは隣の部屋へと移動した。
「よし、じゃあ後はよろしくね!」
そう言って水溜先輩は部室へと戻って行った。
部活動見学の期間も終わり、今日から本格的に1年生の部活が始まる。
「風音、一緒に部活行こ!」
そう彩世から声がかかる。
あの日から私たちはどんどん仲良くなり、風音、彩世と呼び合うようになった。
断る理由なんてどこにも見当たらなかった私は「もちろん」と言い、一緒に部室へと足を運んだ。
ガラガラ、と音をたてて部室のドアを引くとエレキギターのチューニングをしていた先輩たちが待っていました、と言わんばかりにこちらに駆け寄ってくる。
「1年生だよね?軽音部へようこそ!私、部長の水溜和歌です!とりあえず、残りの1年生が全員来るまでそこの椅子にでも座って待ってて。全員集まったらこの部活についての説明をするから」
私たちは指示された椅子に座り、残りの1年生が来るまで彩世と話をして過ごした。
5分ほど経った頃、部室のドアが開く音がした。
反射的に音が鳴った方を振り向くと、2人の男子生徒が入ってくるのが見えた。
水溜先輩は2人の男子生徒の方へ行き少し話をした後、私たちの方を向き
「2人とも、全員集まったから部活の説明するよ!」
そう言い水溜先輩と男子生徒2名はこちらの方へ来た。
「よし、じゃあこれからこの学校の軽音部の説明をしようと思います。」
そう言って水溜先輩は説明を始め、一通りの話が終わったあと、
「あとバンドのメンバーについてなんだけど、今うちの部活は結構人数がギリギリだから1年生4人で組むことになります。とりあえず今日は自己紹介とバンド内でのパートを決めておいてね!」
そう言って水溜先輩は扉の方へ行き、私達を手招きをして
「私たち曲合わせがあるから隣の空き教室で話してもらってもいい?」
と言い、私たちは隣の部屋へと移動した。
「よし、じゃあ後はよろしくね!」
そう言って水溜先輩は部室へと戻って行った。