愛を知った日
久しぶりのこの時間を奏と過ごせるなんて幸せだ。下準備が終わってまだ時間があったので2人でまったりと映画などを観ながら過ごした。2人でくっついて過ごせる時間は貴重だ。時より奏にキスをしながら映画を観る。
「んっ…ちょっとやめてよ。見えないじゃん」
「え〜いいじゃん。真剣に見る奏が可愛いんだもん」
そうして2人っきりの時間を存分に楽しんだ後、夜ご飯を食べた。
「美味しい〜」
「良かった。お代わりもあるから」
「ありがとう」
その後はお風呂を入れて奏を先に入れる。俺に先に入って欲しいと言うので一緒に入るかと聞くとあからさまに動揺するのが可愛くて少しからかってしまう。 
濡れたままの奏の髪を乾かす。その間も俺にとっては至福の時間だ。奏の髪は柔らかくいい匂いがした。乾かし終わって俺もすぐにお風呂に入る。俺が上がると奏は緊張した面持ちでちびちび水を飲んでいた。俺も少し緊張しながら
「俺も水飲もう」
とコップに水を汲む。
そもそも奏の部屋着が可愛いすぎる。出てきた時は心臓が飛び出るかと思った。俺も奏の前でここまでラフな格好をしたのは初めてでドキドキする。そんな事を考えていると熱い視線を感じた。
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