魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
 後先考えず皆を不安がらせてしまったけれど、でも……たくさんの人を助けられたこの結果だけは、よしとしたい。

「さ、怪我してる人たちを助けにいきましょ」
「……そうですね」

 でもまだまだ、街中には怪我人や、建物の崩壊に巻き込まれた人もいるだろう。

 瘴気が取り払われ、青空が覗き始めたレーフェルの街で。
 私たちはそれぞれにできることをしようと、また動き始めた。
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