魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
「久しぶりに会えたんですもの、今日は可愛がってくださるんでしょう?」
「ああ、もちろんだ。時間はたっぷとりある、存分に楽しもう」
ディオニヒトはそう言うと、ヴェロニカを抱き上げてそのままソファへ下ろし、覆い被さるようにして、情熱的に唇を押し付けてくる。
(聖女……ねえ)
だが、その求めに応じる間も、ヴェロニカの瞳は嫌な記憶を思い出すかのように、刺々しく細められていた。
「ああ、もちろんだ。時間はたっぷとりある、存分に楽しもう」
ディオニヒトはそう言うと、ヴェロニカを抱き上げてそのままソファへ下ろし、覆い被さるようにして、情熱的に唇を押し付けてくる。
(聖女……ねえ)
だが、その求めに応じる間も、ヴェロニカの瞳は嫌な記憶を思い出すかのように、刺々しく細められていた。