魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
「おや……これまた面倒なお客様がいらっしゃるのですね。今年は色々と事が重なるものですな」
「それについちゃ同感だ。なにもなきゃいいがな……」

 シルウィーが来てから、立て続けにボースウィン領では――いや、あいつを中心としてと言った方がいいのかもしれないが、とにかく大きな出来事が続いている。

 しかしそれが、必ずしもいい変化ばかりを連れてくるわけではないということを、俺はこの少し後、思い知ることになるのだった――。



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