魔力を喪った賢者の娘は、とある帝国公爵の呪いを解いてあげたのです……が? ~傾く領地を立て直したら、彼が私に傾いてきた~
それから二つ目として、狭い場所や人の多いところでの使用には向いていない。
これは魔法の種類にもよるけれど、言わずもがな失敗した時に広範囲に被害を及ぼしてしまうからだ。発動させた魔法が暴走し、物理的被害を生み出したり、街中に瘴気をばら撒いてしまったという事故は、年間で何百件も起きている。
さらに三つ目、エネルギー効率が悪く長時間の使用には向かないという弱点。
一度使い切った魔力を回復するには最低一日以上の長い休息期間が必要となる。
とどめに四つ目、習得するのにかなり長期間、下手をすれば十年単位での修業が必要になる。
それからダメ押しで五つ目、限られた人間しか使用できない、とくれば、問題点だらけでいかに扱いに難を要す力なのかが、分かっていただけるところだろう。
反面――扱える魔法と状況が合致するなら、爆発的な効果を生むことも少なくない。その最たるものが、戦闘、及び治療のふたつだ。
このふたつは瞬時に大きな出力を生み出すことが要求され、しかも人の手や薬などで施せる内容よりも遥かに大きな結果を生む。
けれど、治療が行える聖属性魔法士の数はごくわずか。なので魔法士たちのもっとも大きい就職先候補としては、軍隊や民間の軍事組織などが挙がる。次いで、その力を発揮しやすいのが魔道具の工房などや研究機関。
これは魔法の種類にもよるけれど、言わずもがな失敗した時に広範囲に被害を及ぼしてしまうからだ。発動させた魔法が暴走し、物理的被害を生み出したり、街中に瘴気をばら撒いてしまったという事故は、年間で何百件も起きている。
さらに三つ目、エネルギー効率が悪く長時間の使用には向かないという弱点。
一度使い切った魔力を回復するには最低一日以上の長い休息期間が必要となる。
とどめに四つ目、習得するのにかなり長期間、下手をすれば十年単位での修業が必要になる。
それからダメ押しで五つ目、限られた人間しか使用できない、とくれば、問題点だらけでいかに扱いに難を要す力なのかが、分かっていただけるところだろう。
反面――扱える魔法と状況が合致するなら、爆発的な効果を生むことも少なくない。その最たるものが、戦闘、及び治療のふたつだ。
このふたつは瞬時に大きな出力を生み出すことが要求され、しかも人の手や薬などで施せる内容よりも遥かに大きな結果を生む。
けれど、治療が行える聖属性魔法士の数はごくわずか。なので魔法士たちのもっとも大きい就職先候補としては、軍隊や民間の軍事組織などが挙がる。次いで、その力を発揮しやすいのが魔道具の工房などや研究機関。