俺の痛みに金を払え

転校生

次の日
転校生がきた。
ザワザワとクラスが

俺は目を擦った。
先日引越ししたななちゃんに
そっくりな女の子だった。

俺の前の席に彼女は座った。

俺:なぁ！兄妹とかおらん？

？:おらへん！ウチ一人っ子や！

俺:名前なんやったけ？

？:レイラや！名前くらい覚えといて

俺:ごめんごめん笑
実はさ、友達にソックリで笑

レイラ:ほー
その友達えらい可愛かってんやろな

俺:うん、可愛いかった
俺の初恋相手や！

レイラ:ほんまか、、、
ウチ好きなんなよ笑

俺:誰がなるか
関西弁嫌いやし、お淑やかな子が好きやもん

レイラ:mk5やぞ

俺:mj5やろ？

レイラ:mkや！

俺:mjや！

マジギレ5秒前を
mk5
mj5と言うのが流行ってた
言い方は地方によって違う。

この日を境に
レイラとは仲良くなった。
レイラと3年の頃一緒のクラスだった
ノリ子とよく遊んだ。

俺の1学期は
あっと言うまに過ぎ去っていった。
毎日恵まれた環境で
生きていた。

神は、俺に
１回目の試練を与えた。