拝啓、元婚約者様 捨てた私のことはお構いなく
「なるほど……。こんなに早く作業が終わるなど、さすが精霊様だ。人間の力をはるかに凌駕している。あなたがいてくれて、我々は本当に助かった。感謝しよう」
ホークはその場に跪いて、ヴァルに対して感謝の言葉を告げる。彼にはヴァルが見えていないはずなのに、まるで見えているかのように自然な所作だった。
「なんだよ、そんなに褒められたら照れちゃうだろ」
ヴァルはぽりぽりと頭を掻いて赤くなっている。元々褒められることが大好きなのでとっても嬉しそうだ。
「お前はちゃんとオイラに感謝してくれるから、また手伝ってやるよ」
「褒めてお礼を言ってくれたから、また手伝ってくれるそうです」
フィーヌはまたホークの耳元に囁く。
「そのようなありがたい言葉をいただけるとは、感謝してもしきれない。精霊様は我々の救世主だな」
「救世主? オイラが?」
「よかったわね、ヴァル」
褒められてそわそわする姿がとっても可愛くてつい笑みが漏れる。
「お前やっぱいい奴だな。オイラ、お前のことは好きだ」
ヴァルはホークを見上げ、にかっと笑った。
◇ ◇ ◇
ホークはその場に跪いて、ヴァルに対して感謝の言葉を告げる。彼にはヴァルが見えていないはずなのに、まるで見えているかのように自然な所作だった。
「なんだよ、そんなに褒められたら照れちゃうだろ」
ヴァルはぽりぽりと頭を掻いて赤くなっている。元々褒められることが大好きなのでとっても嬉しそうだ。
「お前はちゃんとオイラに感謝してくれるから、また手伝ってやるよ」
「褒めてお礼を言ってくれたから、また手伝ってくれるそうです」
フィーヌはまたホークの耳元に囁く。
「そのようなありがたい言葉をいただけるとは、感謝してもしきれない。精霊様は我々の救世主だな」
「救世主? オイラが?」
「よかったわね、ヴァル」
褒められてそわそわする姿がとっても可愛くてつい笑みが漏れる。
「お前やっぱいい奴だな。オイラ、お前のことは好きだ」
ヴァルはホークを見上げ、にかっと笑った。
◇ ◇ ◇