私の年下メガネくん
「CHIHAYAさんは男性が苦手だったな。予定通り君が対応を。赤沢さんは……」
「俺に任せてください」
声に振り返ると、葵がノートパソコンを持って立っていた。
「すみません、聞こえたので。アプリで進行状況は把握しています」
「わかった。一緒に来い。俺も最初に挨拶する」
「はい」
「ありがとうございます」
楓子はふたりに頭を下げた。
彼らの頼もしい背を見送り、楓子はCHIHAYAと打ち合わせを行う。原価の確認、販売価格や納品数の決定まで持って行くことができた。
会議室を出ると、赤沢との打ち合わせも終わっていたようで、小会議室2が開いていた。
喉が渇いたので休憩コーナーに行くと、爽真と葵がふたりで話をしていた。
「お疲れ様です」
声をかけると、ふたりは会話をうちきって楓子を見た。背の高いふたりに見下ろされると迫力がある。
「さきほどはありがとうございました」
「大丈夫ですよ」
「原因はなんだ」
優しい葵と違い、爽真の声は冷たく降ってくる。
「赤沢さんは急な変更に応じてもらえて助かった、と言ってました。連絡ミスなのでは?」
「昼にメールチェックしたときにもなにも……。赤沢さん、大丈夫でしたか?」
たずねると、爽真が無表情で頷く。
「俺が行ったことで、重要人物扱いしてもらえたと機嫌がよかったよ」
「よかったです」
ほっとしたのは束の間だった。
「俺に任せてください」
声に振り返ると、葵がノートパソコンを持って立っていた。
「すみません、聞こえたので。アプリで進行状況は把握しています」
「わかった。一緒に来い。俺も最初に挨拶する」
「はい」
「ありがとうございます」
楓子はふたりに頭を下げた。
彼らの頼もしい背を見送り、楓子はCHIHAYAと打ち合わせを行う。原価の確認、販売価格や納品数の決定まで持って行くことができた。
会議室を出ると、赤沢との打ち合わせも終わっていたようで、小会議室2が開いていた。
喉が渇いたので休憩コーナーに行くと、爽真と葵がふたりで話をしていた。
「お疲れ様です」
声をかけると、ふたりは会話をうちきって楓子を見た。背の高いふたりに見下ろされると迫力がある。
「さきほどはありがとうございました」
「大丈夫ですよ」
「原因はなんだ」
優しい葵と違い、爽真の声は冷たく降ってくる。
「赤沢さんは急な変更に応じてもらえて助かった、と言ってました。連絡ミスなのでは?」
「昼にメールチェックしたときにもなにも……。赤沢さん、大丈夫でしたか?」
たずねると、爽真が無表情で頷く。
「俺が行ったことで、重要人物扱いしてもらえたと機嫌がよかったよ」
「よかったです」
ほっとしたのは束の間だった。