双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す


「ありがとうございます。勇信さんと子どもたちの気持ちがあると思うので、どう話そうかと思っていて……」


 お互いに親子だとわかり合うのは、ひと言二言で簡単に済むことではない。

 どんなタイミングで、どう話していくのか、勇信さんと再会してからずっと考えていた。


「うん、ありがとう。まずは、今日できるだけ打ち解けてもらって、話してもいいと思えるくらい懐いてもらえたらかなって思ってる」

「はい、そうですね」


 勇信さんも同じように考えてきてくれたのだとわかり、ほっと胸をなでおろした。


「じゃあもう一回、今日はどこに行きたい?」

 陸はいつもの調子で「カブトレッド!」と即答で声を上げる。

「カブトレッドにあいたい! トイトイランドにいきたい!」

「えっ、トイトイランドって」


 驚く私をよそに、海も「トイトイランド! チェンカー のもあるっていってた!」と声を弾ませる。

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