双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す
「パパ、からだがおおきいからだよね」
海も首まで湯に浸かりにっこり笑った。
「ママはいっしょにはいってもザバーンてならないよー」
今まで入浴は希穂と三人だったのだろう。陸がどこか得意げに言う。
「ママは細いからな。パパみたいに大きくないからザバーンはならないだろう?」
「え? でもおっぱいはおおきいよ」
即答で返ってきた予想外の言葉に吹きそうになった。
でも、陸はふざけたわけではなく至って真面目。なんなら、言ってやったぞという表情だ。
「そ、そうだな。そこは、確かにママに負けてる」
「え、でも、りくみて? パパもおっぱいのとこちょっとおおきい」
海は小さな手を胸元にあててくる。どうやら胸筋のことを言っているようだ。
「ほんとだー。でも、パパは硬いね。ママのふわふわのほうがすき」
「うん、かいもー」
ふたりして希穂の胸を絶賛し始めて、口を挟みにくくなる。
記憶の片隅にしっかり焼き付いたまま残っている彼女の曲線美と柔らかさをうっかり思い出し、ひとり勝手に落ち着かなくなりかけたときだった。