双子パパになった不屈の自衛官は飽くなき愛で純真ママを取り戻す
また彼に会う機会ができた。その事実に自然とワクワク心が弾んで、かと思えば浮かれている自分にハッとして冷静になろうとしたり、次々と湧き起こるおかしな感情に困惑した。
でもやっぱり約束の日が近づくと嬉しくて、昨夜は遠足の前日の子どものようになかなか寝付けなかった。
ラベンダーのアロマオイルを焚き、ミルク多めの温かいココアを飲んで、やっと入眠できた。
今日は、朝九時に池袋駅周辺で待ち合わせになっている。
砂羽さんが車を出してくれるそうで、そこに乗せてもらって出かける予定だ。
木佐貫さんと、彼女の瑠南さんの要望で、今日の行き先は都内の大型テーマパークになったという。アトラクションや、水族館などがある老若男女楽しめる都市型遊園地だ。
東京に住んで五年ほど経つけれど、私は一度も訪れたことはない。
そういう場所に一緒に行く相手が今までいなかったのもあるけれど、縁がまったくなかった。
木佐貫さんたちのような若いカップルには人気のスポットなのだろう。
池袋駅から練馬駐屯地に向かっていく途中の道に、砂羽さんが車を停車しているともうすぐ池袋につくタイミングでメッセージが入ってきた。
駅を出てからは、着々と少しぶりの再会に鼓動が高鳴りを増していく。