推し活スポンサー公爵との期限付き婚約生活〜溺愛されてるようですが、すれ違っていて気付きません〜
オレリアンはベガリー王国でただ一人、闇魔法という珍しい魔法を使う。
そもそも闇魔法自体がとても珍しいことに加えて、使える者がいない。
ベガリー王国では本来では闇魔法は畏怖されるべきものだった。
その理由が闇魔法を使う自身が魔法に支配されて気が触れてしまうから。
使いこなそうとするものの、歴代の闇魔法を使う者たちは皆失敗してしまう。
魔法が優位となり、暴走してしまい、手がつけられなくなってしまう。 
それほど強大な力なのだが、オレリアンはあっさりと闇魔法を使いこなした。
今までの闇魔法は畏怖するものという常識を覆したのだ。

そんな彼の婚約を申し込まれたミシュリーヌだが、特段強い魔法を持っているわけではない。
花魔法という花を好きなだけ出せる魔法を持つ普通の令嬢だ。
珍しくはあるが、特に何ができるわけではない。

そんなシューマノン子爵家はベガリー王国で年に二回、寒い時期と温かい時期に開催される〝花祭り〟で大活躍する。
あとは外交時や誕生日パーティーの時の飾り付けなどに役立つだろうか。
シューマノン子爵家が持つ家系特有の魔法だ。
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