婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
「へぇ? あいつにも友達がいたんだ」
アビーは興味深そうにじろじろとセリオに視線をめぐらせる。
「荷物運びくらいには使えそうね。でも、魔導具を知らない手だね」
「どちらかといえば、評論家タイプの方です。新しい魔導具を分析するのが好きなようです」
「そうなの? ま、それでも魔導具に興味を持ってくれるだけでも、嬉しいよね」
アビーもエステルと同じようなことを口にする。
「そうです。だからこれから、私の作業を手伝ってもらおうと思いまして」
「だめよ、そんなこぎれいな格好では。そこにあるエプロン、貸してあげるから」
やはりアビーはエステルと同じ考えだった。
アビーの声に従い、エステルは部屋の壁にかけられているエプロンの中で、一番大きなサイズのものを手にとった。
「セリオさん。こちらをどうぞ。きちんと洗濯してありますから……って、先ほどから黙ったままですが、大丈夫ですか? 具合でも悪いですか?」
アビーは興味深そうにじろじろとセリオに視線をめぐらせる。
「荷物運びくらいには使えそうね。でも、魔導具を知らない手だね」
「どちらかといえば、評論家タイプの方です。新しい魔導具を分析するのが好きなようです」
「そうなの? ま、それでも魔導具に興味を持ってくれるだけでも、嬉しいよね」
アビーもエステルと同じようなことを口にする。
「そうです。だからこれから、私の作業を手伝ってもらおうと思いまして」
「だめよ、そんなこぎれいな格好では。そこにあるエプロン、貸してあげるから」
やはりアビーはエステルと同じ考えだった。
アビーの声に従い、エステルは部屋の壁にかけられているエプロンの中で、一番大きなサイズのものを手にとった。
「セリオさん。こちらをどうぞ。きちんと洗濯してありますから……って、先ほどから黙ったままですが、大丈夫ですか? 具合でも悪いですか?」