婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
「付き合わせてしまって……ご迷惑をおかけします」
行きの馬上で、エステルは申し訳なさそうにそう言った。
「いや。迷惑ではない」
そう言ったセドリックの言葉は本心だ。
前回はギデオンがいたから、セドリックも一歩引いてエステルの様子を見守っていたが、今日はギデオンがいない。
だからセドリックも積極的に彼らに声をかけ、そしてエステルの荷物も手にした。
壊れたオーブン魔導具は、エステルの見立て通り魔石切れが原因だったようで、魔石を新しいものと交換したらすぐに動くようになった。それから、他に壊れているところはないかと、エステルは一つ一つ丁寧に確認した。
その日は、オーブン魔導具を直したらすぐに城塞へと戻ってきた。
それから数日後、エステルは『でんわ』を完成させた。やはり、遠い場所にある集落との連絡手段として『でんわ』が必要だと、そう実感したようだ。
「セリオさん。これを持って、外城まで行ってきてくれませんか?」
行きの馬上で、エステルは申し訳なさそうにそう言った。
「いや。迷惑ではない」
そう言ったセドリックの言葉は本心だ。
前回はギデオンがいたから、セドリックも一歩引いてエステルの様子を見守っていたが、今日はギデオンがいない。
だからセドリックも積極的に彼らに声をかけ、そしてエステルの荷物も手にした。
壊れたオーブン魔導具は、エステルの見立て通り魔石切れが原因だったようで、魔石を新しいものと交換したらすぐに動くようになった。それから、他に壊れているところはないかと、エステルは一つ一つ丁寧に確認した。
その日は、オーブン魔導具を直したらすぐに城塞へと戻ってきた。
それから数日後、エステルは『でんわ』を完成させた。やはり、遠い場所にある集落との連絡手段として『でんわ』が必要だと、そう実感したようだ。
「セリオさん。これを持って、外城まで行ってきてくれませんか?」