婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
「私、そこで寝ていたのに、まったく気づかなかった……」
相変わらず彼女は地下室で寝ている。そして荒らされたのはその地下室。アビーが言うように、彼女が寝ている時間帯だった。
「それで、なくなったものは何かあるか?」
室内の確認のために、ギデオンやジェームスもやってきた。
「う~ん。設計書とか回路図は無事なのよね。普通、盗むならそういうのを盗むわよね?」
「きっと盗人は、その設計書や回路図に興味がなかったんでしょうね」
エステルが手にしたのは除雪魔導具の設計書だ。これだって、画期的な魔導具だと言われている。だというのに、この設計書は無事だった。
こういった図面関係が荒らされた様子はない。むしろ、部品棚とか試作品とか、そういったものが荒らされ、床に散らばっていた。
だからすぐに何がなくなったかというのを判断できない。
「ギデオン様。片づけながら、確認してもいいですか? この状況では一目で何がなくなったか、よくわからないので……」
「ああ、かまわない。特にその机の上はひどいな……」
相変わらず彼女は地下室で寝ている。そして荒らされたのはその地下室。アビーが言うように、彼女が寝ている時間帯だった。
「それで、なくなったものは何かあるか?」
室内の確認のために、ギデオンやジェームスもやってきた。
「う~ん。設計書とか回路図は無事なのよね。普通、盗むならそういうのを盗むわよね?」
「きっと盗人は、その設計書や回路図に興味がなかったんでしょうね」
エステルが手にしたのは除雪魔導具の設計書だ。これだって、画期的な魔導具だと言われている。だというのに、この設計書は無事だった。
こういった図面関係が荒らされた様子はない。むしろ、部品棚とか試作品とか、そういったものが荒らされ、床に散らばっていた。
だからすぐに何がなくなったかというのを判断できない。
「ギデオン様。片づけながら、確認してもいいですか? この状況では一目で何がなくなったか、よくわからないので……」
「ああ、かまわない。特にその机の上はひどいな……」