婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
危険だからエステルにはやらせたくないと、ジェームスは訴える。
「話は聞こえていた。雪かき用の魔導具を作りたいとも言っていたな?」
「そうです。そのためには、雪かきがどんなものか、知りたいのです」
だからお願いです! とエステルは詰め寄る。
「あれより勉強熱心じゃないか。それにあれは、雪かき用の魔導具なんて、ひとことも言っていなかったな」
顎をさすりながら、ギデオンも何やら考え込む。
「雪かきは力仕事だ。体力があるうちはまだいいが……」
そこでギデオンは、チラリとジェームスを盗み見る。
「いつまでも若いとは限らないし、体力もあるとはいえない」
「だ、旦那様!」
ジェームスがギデオンの言葉を否定するかのように、慌てて声をあげた。
「雪かきをした後、腰が痛いと言って寝込まれても困るしな。雪かきを楽にする魔導具があれば、ここの者たちは喜ぶだろう。な? ジェームス?」
「話は聞こえていた。雪かき用の魔導具を作りたいとも言っていたな?」
「そうです。そのためには、雪かきがどんなものか、知りたいのです」
だからお願いです! とエステルは詰め寄る。
「あれより勉強熱心じゃないか。それにあれは、雪かき用の魔導具なんて、ひとことも言っていなかったな」
顎をさすりながら、ギデオンも何やら考え込む。
「雪かきは力仕事だ。体力があるうちはまだいいが……」
そこでギデオンは、チラリとジェームスを盗み見る。
「いつまでも若いとは限らないし、体力もあるとはいえない」
「だ、旦那様!」
ジェームスがギデオンの言葉を否定するかのように、慌てて声をあげた。
「雪かきをした後、腰が痛いと言って寝込まれても困るしな。雪かきを楽にする魔導具があれば、ここの者たちは喜ぶだろう。な? ジェームス?」