婚約破棄されたので辺境で新生活を満喫します。なぜか、元婚約者(王太子殿下)が追いかけてきたのですが?
「す……すまない……」
ヴァサル国がターラント国の魔導具技術を狙っているのは、ジュリアンの王位継承権問題と無関係ではない。
何よりも過激な改革派が、ターラント国の魔導具技術を狙っており、それを軍事応用できないかと企んでいるからだ。もちろんその応用した結果、ジュリアンへの脅し、挙げ句は亡き者にするための道具にしようとしているわけだ。
「辺境の話も届いている」
セドリックは真面目な顔で呟いた。
「話……? どんな?」
他国に隠れるように身を寄せているジュリアンにとって、情報入手はセドリック頼みとなる。
「画期的な魔導具が広がっている、という噂だ」
「なに? 画期的って。普通の魔導具とは違う?」
具体性がないため、ジュリアンもどのような魔導具なのか想像がつかない。
「エステルがいるんだぞ? 普通のオーブン魔導具とか保冷魔導具とか、そういったものを改良して満足しているような人じゃない」
ヴァサル国がターラント国の魔導具技術を狙っているのは、ジュリアンの王位継承権問題と無関係ではない。
何よりも過激な改革派が、ターラント国の魔導具技術を狙っており、それを軍事応用できないかと企んでいるからだ。もちろんその応用した結果、ジュリアンへの脅し、挙げ句は亡き者にするための道具にしようとしているわけだ。
「辺境の話も届いている」
セドリックは真面目な顔で呟いた。
「話……? どんな?」
他国に隠れるように身を寄せているジュリアンにとって、情報入手はセドリック頼みとなる。
「画期的な魔導具が広がっている、という噂だ」
「なに? 画期的って。普通の魔導具とは違う?」
具体性がないため、ジュリアンもどのような魔導具なのか想像がつかない。
「エステルがいるんだぞ? 普通のオーブン魔導具とか保冷魔導具とか、そういったものを改良して満足しているような人じゃない」