冷酷女王に恋をして
「その店、行くの?」

先輩が私のスマホの画面を覗き込んできて言った。

よし、私の作戦勝ち!

「えっと、あの、先輩この店興味ありませんか……?」

「あ、私?」

先輩は私をもう一度まじまじと見つめ、自分を指さした。

「いいよ、今日、一緒に行こ。」

「ありがとうございます!楽しみにしてます!」
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