初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「陛下。わたしに何かお話があるのではないですか?」

メリッサに言って、デュランダルの侍女にこの前同様シャンパンとクラッカーを用意しておいてもらい、侍女が用意して下がった時点で話し始めた。

「え? シェリア。いや…あの」

「どうしてそんなに戸惑われるのですか?」

「いや……」

「わたしのことが嫌いなのですか?」

「そんなわけないだろう? 何をいってる。大好きだ」

くすっと笑う。

「わたしはそれでいいんです」

「え?」

「無理にどうしたらいいのかとか考えなくても、自然な陛下でいいんです。抱きしめるのが怖いならわたしから抱き着きますから大丈夫」

そしてシェリアはデュランダルの胸に飛び込んだ。
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