初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
リーグ公爵家の次男 ダニエル・リーグ。シェリアの元婚約者。
「彼はアリア王女と婚約したのではなかったのか?」
数か月前の新聞ではそう報じられていた。
シェリアはとても傷ついていたというのに…
「それが……ダニエル・リーグははめられたと言っておりまして、自分の元婚約者を殺すつもりだと知っていたらナダルに行くのを阻止したのにと言っているのです。それに元婚約者は生きていると確信しておりまして。絶対にキルギアにいるはずだと俺に近づいてきたんです」
「なんだと?」
「さらにオルベリアについて伝えたいことがあるから陛下に合わせてほしいと泣いて懇願してきたのでとりあえず連れて帰ってきました。念のため俺の屋敷に連れ帰り、本人も同意したので地下牢にいてもらっています。一度会ってみてもらえないでしょうか?」
今になってダニエル・リーグが出てくるとは思わなかった。
確かにアリア王女との婚約のニュースは冬のはじまりに聞いたはずなのに、その続報はまったく流れてこない。
その間に婚約者自身が亡命していたということか。
オルベリアはそれをまだ公表していない。
「最近オルベリアには不穏な動きはないと思っているが何かあるのか?」
「いえ、わたしたちもその認識です。あの国王はナダルと同盟が決裂してからは静かに過ごしているように思いますが……」
何か無性に胸騒ぎがした。
あのめんどくさい国が静かだということが怖かった。
「わかった。会おう。今すぐ行く」
「彼はアリア王女と婚約したのではなかったのか?」
数か月前の新聞ではそう報じられていた。
シェリアはとても傷ついていたというのに…
「それが……ダニエル・リーグははめられたと言っておりまして、自分の元婚約者を殺すつもりだと知っていたらナダルに行くのを阻止したのにと言っているのです。それに元婚約者は生きていると確信しておりまして。絶対にキルギアにいるはずだと俺に近づいてきたんです」
「なんだと?」
「さらにオルベリアについて伝えたいことがあるから陛下に合わせてほしいと泣いて懇願してきたのでとりあえず連れて帰ってきました。念のため俺の屋敷に連れ帰り、本人も同意したので地下牢にいてもらっています。一度会ってみてもらえないでしょうか?」
今になってダニエル・リーグが出てくるとは思わなかった。
確かにアリア王女との婚約のニュースは冬のはじまりに聞いたはずなのに、その続報はまったく流れてこない。
その間に婚約者自身が亡命していたということか。
オルベリアはそれをまだ公表していない。
「最近オルベリアには不穏な動きはないと思っているが何かあるのか?」
「いえ、わたしたちもその認識です。あの国王はナダルと同盟が決裂してからは静かに過ごしているように思いますが……」
何か無性に胸騒ぎがした。
あのめんどくさい国が静かだということが怖かった。
「わかった。会おう。今すぐ行く」