初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「オルベリアについて説明する前にこれだけは言わせてほしい。僕は先日デュランダル陛下と誓約魔術で契約をかわした。この身はキルギアとともにある。僕はオルベリアを捨てた身だ」
「わかったわ」
それからダニエルと婚約破棄してから今までの話をダニエルから聞いた。
やはり兄と妹の仕業だった。
わたしを邪魔に思った二人が、アリアが小さいころからダニエルを好きだったというのもありわたしを追い出したのだ。
「ゼノア王だが、彼はもともと狡猾な性格だったが、ナダル王国に裏切られ、同盟がなくなってから人が変わったように異常な行動をするようになった。僕がナダルに大使として二度目に派遣される直前には毎日目が血走り、家臣たちにも暴言を吐きまくっていた。おかしいのは家臣たちが何も思っていないことなんだ。その暴言にみな従う。どうしてなのか…」
なんだろう。
さすがに家臣たちに暴言を堂々とするなんておかしい。
もともと狡猾という言葉がぴったりな裏でこそこそと動くタイプの人間だった。
それが堂々と暴言とは…
「シェリア。ひとつの仮説だが……」
デュランダルが言葉を紡いだ。
「魔王がいずれかの形で世界に現れるとしたら……」
「わかったわ」
それからダニエルと婚約破棄してから今までの話をダニエルから聞いた。
やはり兄と妹の仕業だった。
わたしを邪魔に思った二人が、アリアが小さいころからダニエルを好きだったというのもありわたしを追い出したのだ。
「ゼノア王だが、彼はもともと狡猾な性格だったが、ナダル王国に裏切られ、同盟がなくなってから人が変わったように異常な行動をするようになった。僕がナダルに大使として二度目に派遣される直前には毎日目が血走り、家臣たちにも暴言を吐きまくっていた。おかしいのは家臣たちが何も思っていないことなんだ。その暴言にみな従う。どうしてなのか…」
なんだろう。
さすがに家臣たちに暴言を堂々とするなんておかしい。
もともと狡猾という言葉がぴったりな裏でこそこそと動くタイプの人間だった。
それが堂々と暴言とは…
「シェリア。ひとつの仮説だが……」
デュランダルが言葉を紡いだ。
「魔王がいずれかの形で世界に現れるとしたら……」