政略婚の妻に、王は狂おしく溺れる ―初恋の面影を宿す王妃―
「リフィア、俺を見ろ。」

優しいはずなのに、逃がさぬよう射抜くまなざし。

「俺以外の男を見るな。……おまえは俺だけのものだ。」

「ああんっ!」

耳元で囁かれた独占の言葉に、体が大きく揺れる。

そのたびに胸の奥まで、ラディウスの熱と声が響き渡っていく。

「そうだ……俺の愛で、悦んでいればいい。」

吐息まじりの囁きと共に、彼の動きはさらに深く鋭くなっていく。

熱い波に飲み込まれながら、私は涙がにじむほどの快感に震え、――全身で「彼に愛されている」と実感してしまった。

「ほらっ……!」
「……ああ……っ!」

快楽が昇ってくる。

「もっと、もっと……」
「んんっ、ああんっ!」

一気に奥までラディウスの熱が突き上げる。

「リフィア……俺の愛を、全部受け取ってくれ!」
「……あああっ!」

全身が震え、体が大きく跳ねる。

次の瞬間、ラディウスの熱が奥深くに注ぎ込まれた。
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