帝の唯一の女〜巫女は更衣となり、愛に囚われる〜
「尊成様……」

肌が触れ合った瞬間、ああ、この温もり――忘れようにも忘れられない感触が蘇る。

「今宵は、夫婦の契りだ。美琴……ずっとそなたを離さない。」

「私も……尊成様を、放しません。」

尊成様の動きはゆっくりと、けれど確かに6年という歳月を埋めていく。

重ねた日々の想いが、熱となって私の奥深くに届く。

「尊成様っ……尊成様っ!」

「美琴……っ!」

互いの名を呼び合いながら、二人で同じ頂へと昇りつめていく。

「ううっ、美琴っ!」

「尊成様っ!ああああ!」

体が震え、息が乱れ、そして――尊成様の熱が私の奥底を満たしていった。

「……今夜のこと、忘れない。」

最後にもう一度、尊成様の唇がそっと触れた。

それは約束の証のように、胸の奥で輝き続けた。

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