Devil's Night
何もかもが恐ろしくなった。そして、最も恐ろしいのは、こんな選択をした自分自身だということも、わかっている。
私は部屋の隅にうずくまり、じっとしていた。罪悪感と後悔とで、どうにかなってしまいそうな気持ちを抱えて。
――これ以上ここにいたら狂ってしまう。
私は入り口に駆けより、扉を叩いた。
「開けて! 誰か!」
手が痛くなるまで叩き続けたが、返事はなく、扉を隔てた廊下からは物音ひとつしない。
「誰か……」
誰か助けて……。私はふるえながらそこに泣き崩れた。
――私もカイと同じ……悪魔だ……。