Devil's Night
 
「私は……カイのこと……。好き……だよ」


 ためらいながら答えた。


「ほんとに?」


 聞き返す瞳に、疑念が含まれているような気がする。


「う、うん……」


「ずっと?」


 未来の自分の気持ちなど、今の私にわかるはずがない。それなのに、カイの存在感に圧倒されるようにして、うなずいている。
 すると彼は寂しそうに笑った。自信を持って答えられない本心を見透かされているような気がして、カイの前に立っているのがつらかった。
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