落ちこぼれ見習い聖女は、なぜかクールな騎士様に溺愛されています?〜これ以上、甘やかされても困ります〜
そんな使いっ走りのような真似をライオネル様がしてくださったなんて……。エリゼのお願いだから仕方なかったんだろうけど、申し訳ないわ……。今度しっかりお礼を言いますので。
私は心の中で手を合わせた。
「エリゼ、本当にありがとう。すごく嬉しい」
私が改まってお礼を言うと、エリゼははにかんだように笑った。
「アイリスが喜んでくれたのでしたら、誘った甲斐がありました。私、ずっとあなたに感謝を伝えたかったのですわ」
「え? 感謝?」
なんのこと? 特に感謝されるようなことしてないよね……?
「私は幼少の頃から聖属性の魔法が使えるということで、周りから特別視されてきました。他の令嬢の方々とは馴れ合うことはできなかったのです。神殿に入ってからは公爵令嬢ということで、やはり気を使われてしまって……。ですがアイリスは分け隔てなく接してくださいました」
「あ、私、ちょっと馴れ馴れしかったかも? ごめんね」
神殿では身分は関係ないという話だったが、私以外はみんな貴族令嬢だったので最初の頃は怖かったし気を使った。
けど、シャーロット様に色々嫌味を言われたり、神殿でお務めする中で、身分を考えていたら自分のやるべき事ができなくなると思って気を使うのをやめた。
「いいえ、違うんです。とても嬉しかったのです。アイリスだけは、私を見てくれたから」
頬をピンクに染めて話すエリゼは可愛いくて抱きしめたくなった。
「エリゼにそう言ってもらえて、私も嬉しいわ」
なんか照れくさくて頬を掻きながら、紅茶を飲もうとティーカップに手を伸ばした。
「あの、アイリスはライオネルお兄様のことをどう思ってますの?」
ガチャン。
私は心の中で手を合わせた。
「エリゼ、本当にありがとう。すごく嬉しい」
私が改まってお礼を言うと、エリゼははにかんだように笑った。
「アイリスが喜んでくれたのでしたら、誘った甲斐がありました。私、ずっとあなたに感謝を伝えたかったのですわ」
「え? 感謝?」
なんのこと? 特に感謝されるようなことしてないよね……?
「私は幼少の頃から聖属性の魔法が使えるということで、周りから特別視されてきました。他の令嬢の方々とは馴れ合うことはできなかったのです。神殿に入ってからは公爵令嬢ということで、やはり気を使われてしまって……。ですがアイリスは分け隔てなく接してくださいました」
「あ、私、ちょっと馴れ馴れしかったかも? ごめんね」
神殿では身分は関係ないという話だったが、私以外はみんな貴族令嬢だったので最初の頃は怖かったし気を使った。
けど、シャーロット様に色々嫌味を言われたり、神殿でお務めする中で、身分を考えていたら自分のやるべき事ができなくなると思って気を使うのをやめた。
「いいえ、違うんです。とても嬉しかったのです。アイリスだけは、私を見てくれたから」
頬をピンクに染めて話すエリゼは可愛いくて抱きしめたくなった。
「エリゼにそう言ってもらえて、私も嬉しいわ」
なんか照れくさくて頬を掻きながら、紅茶を飲もうとティーカップに手を伸ばした。
「あの、アイリスはライオネルお兄様のことをどう思ってますの?」
ガチャン。