兄弟の溺愛に堕ちて
「ああ、美咲。君を、早く俺のモノにしたい。」

切なげな声に胸が詰まり、思わず視線を下げると――股間が盛り上がっているのが見えてしまった。

「一真さん……興奮してる?」

恐る恐る問えば、彼は熱を帯びた目で見下ろし、低く答える。

「ああ……君の淫らな格好に、ね。」

羞恥に頬を染めながらも、私は勇気を出して彼の足元にスリッと指先を這わせた。

すると一真さんは、喉を震わせて笑い、私の手を軽く制した。

「おっと……それ以上はダメだよ。」
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