永遠の約束を交わそう
沈黙が落ちる。
 

何も答えられず、ただ視線を星に逸らした。


彼はそれ以上追及せず、ため息をついて空を見上げた。


「…不思議なやつだな。けど…美緒が言うなら、本当にそうなる気がしてくる」

 

波が静かに打ち寄せる。
 

二人はしばらく黙って、寄り添うように星を見つめ続けた。
 
 
 
 
 
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