もう恋なんてしないはずだったのに〜御曹司課長の一途な愛に包まれて〜
ホテルに戻ると食事が準備されていた。どの料理も美味しく、水庭を眺めながら最高の時間を過ごした。
ワインとつまみになるものだけ残してもらい、私たちふたりにしてもらうと、向かいあって食事をしていた真紘さんは私の隣に並んできた。

「美味しかったな」

「はい。高原野菜をふんだんに使っていてとても美味しかったです。お肉も柔らかくて食べ過ぎちゃいました」

「それはよかった」

ワイングラスを手に笑いながら話す彼の表情は柔らかい。もうすこし寒い時期になるとこの部屋に暖炉がつけられるらしく、この部屋に彼が座っているだけで様になるのがすごい。

「本当に素敵な部屋ですね。真紘さんにピッタリ」

すると彼は私の頭撫でながら首を振る。

「日菜と一緒に過ごしたくて選んだんだよ」

彼はそのまま私の腰をぐっと引き密着してくる。そして私の口を塞いだ。ワインの香りが混ざり合い頭の奥を刺激する。
口を開けて、と囁かれ私は言うがままに口を緩めると彼の舌が推しいるように入ってきた。私の中を探るように動き周り、息が上がる。
熱っぽく輝く彼の瞳と目があると引き込まれるように魅入ってしまった。
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