恐怖病院
佳奈美が声を大きくする。
隣の浩介も今にも男性に掴みかかりそうな視線を向けていた。
「そうじゃない。私はあの鏡を骨董品やで購入したんだが、前の持ち主が病気で亡くなっているらしいんだ。それも、あの鏡の前で倒れていたと聞いている。だけどそれだけなんだ。幽霊が出るとか、鏡の中に引き込まれるなんて話は聞かなかった」
「本当に?」
佳奈美は疑わしそうな視線を男性へ向ける。
私も男性の言うことをすべて信じたわけじゃなかった。
なにか裏がありそうな気がする。
「あの鏡が掃除道具入れの中にあるのはどうしてですか?」
私の質問に男性は顎をさすって答えた。
隣の浩介も今にも男性に掴みかかりそうな視線を向けていた。
「そうじゃない。私はあの鏡を骨董品やで購入したんだが、前の持ち主が病気で亡くなっているらしいんだ。それも、あの鏡の前で倒れていたと聞いている。だけどそれだけなんだ。幽霊が出るとか、鏡の中に引き込まれるなんて話は聞かなかった」
「本当に?」
佳奈美は疑わしそうな視線を男性へ向ける。
私も男性の言うことをすべて信じたわけじゃなかった。
なにか裏がありそうな気がする。
「あの鏡が掃除道具入れの中にあるのはどうしてですか?」
私の質問に男性は顎をさすって答えた。