告白する勇気がないので、ヴァンパイアと契約してしまいました。
次の日、私は足早に、悠真先輩の教室へ向かう。

「あの..悠真先輩。」

「アカリ...昨日はその...なんか感じ悪かったよな。」

「謝らないでください。むしろありがとうございました。...一つお話したいことがあります。」


「ん?話?」


「ごめんなさい。私、悠真先輩とお付き合いすることできません。」

自分勝手だと思った。私なんかを好きになってくれて、いっぱい優しくしてくれたのに...
でも、正直な気持ちを伝えたい。

沈黙が続く。

顔を上げるが怖かった。

「...やっぱりな。」

掠れた声で悠真先輩が呟く。

恐る恐る顔を上げると、悠真先輩は諦めがついたかのような、寂しげな表情を浮かべていた。

「...なんとなくわかってた。最近のアカリ上の空で。..他に好きな人できた?」

「...はい。」

苦しかったけど、キッパリとそう告げる。

「今までありがとうございました。入学式の日からずっと好きでした。今までたくさん優しくしてくれて、私なんかを好きになってくれて、ありがとうございました...!」

「そっか。うん。ありがとな。ちゃんと言ってくれて。」


こうして悠真先輩との日々は終わった。
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