マリオネット
 彼にギュッと抱き付く。

 耳を舐められ、唾液の音が直接聞こえて来て
「んぁ……。ゾクゾクするよぉ」
 完全に立場が逆になってしまった。

 彼の手が、洋服の下に入ってくる。
「ちょっと……!」
 下着の中に手を入れられ、胸を揉まれた。
「んっ、あぁ!」
 そして胸の先端部分を優しく抓られる。
「あぁっ!!やだぁ!」
 なんで凪に触られるとこんなに気持ち良いの?

「良い声……。もっと喘いで?」
 彼は下着を外し、洋服を捲り、硬くなった胸の先端をペロッと舐めたかと思うと、チューッと吸ってきた。

「あ……!んんっ」
「どうして欲しい?もう止める?」
 彼が舌先で先端を突きながら上目遣いで聞いてくる。

「凪のばかぁ!」
 可愛い顔して、こんな時はドSに変貌する。

「もっと……。気持ち良くして?」
 彼に抱き付きながら、耳元で呟いた。

「んっ?聞こえない?」
 もう一回と凪は言った。

 今度絶対お仕置きしてやるんだから。
「もっとして欲しい!」

 私が大きな声でそう伝えると、彼は笑って
「はい、ご主人様」
 そう言って寝室へ私を抱きかかえ連れて行く。
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