聖女天使を苦しめた国に、天罰を
『卑怯だぞ! 人間! さっきまで、気にする素振りすら見せなかったくせに!』
「ペガサス……。落ち着いて……」
『お前なんか、嫌いだ! セロンを離せ!』
「こいつは何を言っている」
そんな2人の成り行きを見守っていたペガサスは、まさか天使と辺境伯が心を通わせるなど思っても見なかったのだろう。
苛立ちを隠せない様子で、彼に突進した。
「天界に、帰ろうって……」
「君は俺と神馬。どちらの言葉を信じるんだ」
「クロディオは、わたしの手。取ってくれた。衣食住も、提供してくれる。だから……」
「それでいい」
よく鍛え抜かれた体躯を持つクロディオは、どれほど神馬の攻撃を受けたところでびくともしない。
涼しい顔をして獣を手で制した彼は、愛しい天使の解答を満足そうに受け入れた。
「俺は君を、離さない。何があっても、絶対に」
クロディオの決意を耳にしたセロンは、嬉しそうに彼の胸元へ顔を埋める。
「ペガサス……。落ち着いて……」
『お前なんか、嫌いだ! セロンを離せ!』
「こいつは何を言っている」
そんな2人の成り行きを見守っていたペガサスは、まさか天使と辺境伯が心を通わせるなど思っても見なかったのだろう。
苛立ちを隠せない様子で、彼に突進した。
「天界に、帰ろうって……」
「君は俺と神馬。どちらの言葉を信じるんだ」
「クロディオは、わたしの手。取ってくれた。衣食住も、提供してくれる。だから……」
「それでいい」
よく鍛え抜かれた体躯を持つクロディオは、どれほど神馬の攻撃を受けたところでびくともしない。
涼しい顔をして獣を手で制した彼は、愛しい天使の解答を満足そうに受け入れた。
「俺は君を、離さない。何があっても、絶対に」
クロディオの決意を耳にしたセロンは、嬉しそうに彼の胸元へ顔を埋める。