聖女天使を苦しめた国に、天罰を
「旦那様。セロン様は、神馬と意思疎通ができているみたいです」
「ああ……」
「聖女天使が、神の愛し子だからでしょうか?」
「だろうな」
「なんのお話をしているのか、気になって仕方がありません……!」
侍女はウズウズと神々の使い達の会話へ割って入りたそうにしていたが、クロディオはそれを手で制しながら愛する天使の名を呼んだ。
「セロン。こいつの言葉は、信用するな。何かを提案されたら、必ず俺に相談しろ。いいな」
彼に凄まれたセロンはコクリと頷いたあと、目元を小さな手でゴシゴシと擦りつける。
(一段落ついたし……。お話、もう終わり……)
――いろんなことがあったため、疲れてしまったようだ。
「ゆっくり、身体を休めろ」
「ん……。おやすみなさい……」
クロディオの許可を得た天使は背中の翼を消失させてから彼のもとへと舞い戻り、逞しい胸元に身体を委ねると、幸せそうに口元を綻ばせ――ゆっくりと目を閉じた。
「ああ……」
「聖女天使が、神の愛し子だからでしょうか?」
「だろうな」
「なんのお話をしているのか、気になって仕方がありません……!」
侍女はウズウズと神々の使い達の会話へ割って入りたそうにしていたが、クロディオはそれを手で制しながら愛する天使の名を呼んだ。
「セロン。こいつの言葉は、信用するな。何かを提案されたら、必ず俺に相談しろ。いいな」
彼に凄まれたセロンはコクリと頷いたあと、目元を小さな手でゴシゴシと擦りつける。
(一段落ついたし……。お話、もう終わり……)
――いろんなことがあったため、疲れてしまったようだ。
「ゆっくり、身体を休めろ」
「ん……。おやすみなさい……」
クロディオの許可を得た天使は背中の翼を消失させてから彼のもとへと舞い戻り、逞しい胸元に身体を委ねると、幸せそうに口元を綻ばせ――ゆっくりと目を閉じた。