聖女天使を苦しめた国に、天罰を
「ペガサス。落ち着いて……」
『あいつらがいない今、セロンを守れるのは、ボクだけだ……!』
「その気持ちは、とっても嬉しい。でも、大丈夫……。この人、安全。用が済んだら、出ていく」
セロンは男性の顔に、見覚えがあった。
(この人、手紙を運ぶ人……)
クロディオのサインを受け取ったあと姿を消す光景を何度か目にしているからこそ、ペガサスに敵視する必要はないと優しく諭す。
『セロンを傷つけるようなことがあれば、すぐさま噛み殺してやるかたな!』
その甲斐あって、ペガサスは渋々彼に対して暴れるのを止めた。
「わたしの名前でも、いい?」
「は、はい! お願いします!」
男性に差し出されたペンを動かし、サラサラと紙の上に自らの名を書き記した。
「ありがとうございます! こちら、量が多いので……。机の上に、置かせてもらいますね!」
「ん……。お願い、します……」
「それでは、また!」
先程までの、情けない様子はどこへやら。
大量の手紙をクロディオが使う執務机のど真ん中に載せた男性は、満面の笑みを浮かべて去って行った。
その様子を観察していた神馬は、男が姿を消してから緊張の糸を解く。その後、ほっとした声を響かせた。
『あいつらがいない今、セロンを守れるのは、ボクだけだ……!』
「その気持ちは、とっても嬉しい。でも、大丈夫……。この人、安全。用が済んだら、出ていく」
セロンは男性の顔に、見覚えがあった。
(この人、手紙を運ぶ人……)
クロディオのサインを受け取ったあと姿を消す光景を何度か目にしているからこそ、ペガサスに敵視する必要はないと優しく諭す。
『セロンを傷つけるようなことがあれば、すぐさま噛み殺してやるかたな!』
その甲斐あって、ペガサスは渋々彼に対して暴れるのを止めた。
「わたしの名前でも、いい?」
「は、はい! お願いします!」
男性に差し出されたペンを動かし、サラサラと紙の上に自らの名を書き記した。
「ありがとうございます! こちら、量が多いので……。机の上に、置かせてもらいますね!」
「ん……。お願い、します……」
「それでは、また!」
先程までの、情けない様子はどこへやら。
大量の手紙をクロディオが使う執務机のど真ん中に載せた男性は、満面の笑みを浮かべて去って行った。
その様子を観察していた神馬は、男が姿を消してから緊張の糸を解く。その後、ほっとした声を響かせた。