聖女天使を苦しめた国に、天罰を
「おいしい……」
伯爵家で出されていた粗末な食事とは比べ物にならない。
こんなおいしいものを食べれるなど、夢のようだ。
天使はマイペースにあれもこれも欲張り、全ての料理を少量ずつ食べ進め、このうえない幸せを感じながら夕食を終えた。
「ごちそう、さまでした……」
「もういいのか」
「お腹、いっぱい……」
「3日に一度、この量しか食べていなかったのか」
「うんん……。今日、いつもの5倍、食べた。普段は、もっと少ないよ……」
「なんということだ……」
セロンの告白を聞いたクロディオは、天を仰ぐ。
腐りかけのフランスパンを半分だけしか与えられなかったと聞いたら、卒倒してしまいそうだ。
「本当に、これだけで足りたんだな?」
「ん。平気……」
「わかった。ルセメル。明日からは、量を減らしてくれ」
「かしこまりました」
クロディオの膝の上にちょこんと座って料理を食べ進めている間、彼はずっと片づけていた書類仕事を終えたらしい。
辺境伯はようやくカトラリーを手に取り、もの凄い速さで冷めた料理を片っ端から食べ進めていく。
その光景は思わず見惚れてしまうほど小気味よく、セロンは目を丸くした。
伯爵家で出されていた粗末な食事とは比べ物にならない。
こんなおいしいものを食べれるなど、夢のようだ。
天使はマイペースにあれもこれも欲張り、全ての料理を少量ずつ食べ進め、このうえない幸せを感じながら夕食を終えた。
「ごちそう、さまでした……」
「もういいのか」
「お腹、いっぱい……」
「3日に一度、この量しか食べていなかったのか」
「うんん……。今日、いつもの5倍、食べた。普段は、もっと少ないよ……」
「なんということだ……」
セロンの告白を聞いたクロディオは、天を仰ぐ。
腐りかけのフランスパンを半分だけしか与えられなかったと聞いたら、卒倒してしまいそうだ。
「本当に、これだけで足りたんだな?」
「ん。平気……」
「わかった。ルセメル。明日からは、量を減らしてくれ」
「かしこまりました」
クロディオの膝の上にちょこんと座って料理を食べ進めている間、彼はずっと片づけていた書類仕事を終えたらしい。
辺境伯はようやくカトラリーを手に取り、もの凄い速さで冷めた料理を片っ端から食べ進めていく。
その光景は思わず見惚れてしまうほど小気味よく、セロンは目を丸くした。