聖女天使を苦しめた国に、天罰を
「そいつの存在は、正直に言うと気に食わん。神々からしてみれば、聖女天使を虐げ一箇所に監禁するルユメール王国のやり方に疑念をいだき、君達を天界に誘おうとするのは当然かも知れんが……」
「うん……」
「今までセロンが傷ついた分だけ、俺が君を幸せにしてやればいいだけのことだ」
「クロディオ……」
「無理をすれば、いずれがたが来る。ありのままの君を、俺は愛したい。そう、最初から……。伝えておけば、よかったのかもしれんな……」
苦しそうに目元を緩めた彼は今までの態度を反省したように懺悔すると、全身から力を抜いた。
(全部、わたしの……。勘違い……?)
ようやくクロディオの気持ちに気づいてセロンは、信じられない気持ちでいっぱいになりながら――彼に問いかける。
「好きになって、くれるの?」
「ああ」
「みんなと違う、わたしを……?」
「俺は君のように、特別な力を持って産まれた訳ではない。しかし、他人から忌避されているという意味では、似たようなものだ」
「そう……?」
セロンは首を傾げながら、どこか納得できない様子で不思議そうな声を響かせた。
そんな天使の姿すらも愛おしくて堪らないと言わんばかりに口元を綻ばせた彼は、言葉を重ねる。
「うん……」
「今までセロンが傷ついた分だけ、俺が君を幸せにしてやればいいだけのことだ」
「クロディオ……」
「無理をすれば、いずれがたが来る。ありのままの君を、俺は愛したい。そう、最初から……。伝えておけば、よかったのかもしれんな……」
苦しそうに目元を緩めた彼は今までの態度を反省したように懺悔すると、全身から力を抜いた。
(全部、わたしの……。勘違い……?)
ようやくクロディオの気持ちに気づいてセロンは、信じられない気持ちでいっぱいになりながら――彼に問いかける。
「好きになって、くれるの?」
「ああ」
「みんなと違う、わたしを……?」
「俺は君のように、特別な力を持って産まれた訳ではない。しかし、他人から忌避されているという意味では、似たようなものだ」
「そう……?」
セロンは首を傾げながら、どこか納得できない様子で不思議そうな声を響かせた。
そんな天使の姿すらも愛おしくて堪らないと言わんばかりに口元を綻ばせた彼は、言葉を重ねる。