不運を呼び寄せる私ですが、あなたに恋をしてもいいですか?
優しいキスは段々と深くなり、絢人の舌が歩実の舌を絡めとる。息ができないほど熱いキスに、歩実の全身から力が抜けていく。そんな歩実を軽々と抱える絢人。そのまま寝室のベッドの上に横たえ、歩実を組み敷いた。渇望に満ちた眼差しで歩実を見下ろす。

「歩実、君を抱きたい」

「抱いてください。でも、私初めてだから、ちょっと怖い、かな」

絢人が優しく歩実の頭を撫でる。

「大丈夫。俺に委ねて」

歩実は頷くと、ゆっくりと目を閉じた。

唇を重ね、キスをしたまま絢人の筋張った手が歩実の肌にやさしく触れ、徐々に下着の中に侵入してくると、双丘を揉みしだく。いつのまにか服は脱がされ、裸体が絢人の目に晒された。

恥ずかしい部分を必死に手で隠そうとするが、両腕を掴まれ、拘束されてしまった。

「歩実、綺麗だよ」

腕を拘束したまま、丘の尖りを口に含み、吸い上げたかと思うと優しく舌を這わせる。
ゾクリとした快感に、思わず声を漏らしてしまった。

「歩実、我慢しないで、声を聴かせて」

絢人の艶声に促され、歩実は甘美な声を上げた。絢人とも服を脱ぎ捨て、鍛えられた肉体美が露になる。歩実の心音が絢人に届きそうなほど激しく脈打ち、指や舌で恥部を攻められる度に、快楽の波が押し寄せた。

「歩実、入るよ」

避妊具を装着した絢人が耳元で囁いた。
ググッと割り入る絢人。

激痛を感じた歩実は、絢人の腕を咄嗟に掴み、顔を歪ませた。


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