私だって守られてばかりじゃありません!
「まず、私は生まれつき異能を持っているんだ。系統は守護と治癒。他の系統の能力も使える。特に水とか」
あまねっちも?
守護と治癒って私の読心と同じで、最高ランクの能力を持ち、なおかつ持つ人は1000年に1人くらいなのに、両方持っているなんて…確か100万年に1人くらいの確率だったはず。
その上、他の系統の能力も使えるなんて…すごすぎる。
「すごいね!2つの最高ランクの能力を持ってるの?」
「知ってるの?」
「うん!」
「だけどね、私にその能力があるってわかってから、周りにいる人達はみんな目の色を変えて、それまで全く関わりのなかった人達も私に積極的に関わりを持とうとしてきてさー。友達だと思ってた人達もみんな仲良くなって利用するためって言ってるのが聞こえて…。それで、利用されてるんだってはやいの段階で気づいて親に言ったら、お母さんは私が産んであげたのになんてこと言うの。親の言うことに従いなさい、お父さんに関しては、家の利益になるんだから、もっと頑張りなさいって言ってきて。親でさえも、私を道具として利用してるって知ったんだ。」
そんな、過去が…。
「だから、ゆうちゃんも同じ表情してたからもしかしたら、心から友達になれるかもって思ったんだ!」
嬉しい!
「嬉しい!友達に、親友にしてくれてありがとうっ!」
あまねっちにぎゅっ、と抱きしめる。
「私こそ、ありがとう!」
ぎゅっ、と抱きしめ返してくれる。
あまねっち、とっても可愛い…
「これが私の過去。引いた?」
「ううん。引いてない。むしろ、私の過去のほうが引かれる気がする…」
「ゆうちゃんの過去…。もしよかったらなんだけど、ゆうちゃんの過去、教えてもらってもいい?」
「うん。もちろん」
あまねっちも?
守護と治癒って私の読心と同じで、最高ランクの能力を持ち、なおかつ持つ人は1000年に1人くらいなのに、両方持っているなんて…確か100万年に1人くらいの確率だったはず。
その上、他の系統の能力も使えるなんて…すごすぎる。
「すごいね!2つの最高ランクの能力を持ってるの?」
「知ってるの?」
「うん!」
「だけどね、私にその能力があるってわかってから、周りにいる人達はみんな目の色を変えて、それまで全く関わりのなかった人達も私に積極的に関わりを持とうとしてきてさー。友達だと思ってた人達もみんな仲良くなって利用するためって言ってるのが聞こえて…。それで、利用されてるんだってはやいの段階で気づいて親に言ったら、お母さんは私が産んであげたのになんてこと言うの。親の言うことに従いなさい、お父さんに関しては、家の利益になるんだから、もっと頑張りなさいって言ってきて。親でさえも、私を道具として利用してるって知ったんだ。」
そんな、過去が…。
「だから、ゆうちゃんも同じ表情してたからもしかしたら、心から友達になれるかもって思ったんだ!」
嬉しい!
「嬉しい!友達に、親友にしてくれてありがとうっ!」
あまねっちにぎゅっ、と抱きしめる。
「私こそ、ありがとう!」
ぎゅっ、と抱きしめ返してくれる。
あまねっち、とっても可愛い…
「これが私の過去。引いた?」
「ううん。引いてない。むしろ、私の過去のほうが引かれる気がする…」
「ゆうちゃんの過去…。もしよかったらなんだけど、ゆうちゃんの過去、教えてもらってもいい?」
「うん。もちろん」