街角の契りは、永遠の愛に
「……っ」

背に手を添えられ、ベッドへと押し倒される。

柔らかな布が背を支え、心臓の鼓動が耳を打つ。

彼の手がゆっくりと衣服に触れ、静かに外していく。

初めて男性の前で裸にされる羞恥に、目を閉じるしかなかった。

冷たい空気が肌に触れ、頬が熱く染まる。

やがて衣擦れの音が響き、彼自身も服を脱ぎ捨てる気配がした。

恐怖と同時に、胸の奥に奇妙な高鳴りが芽生えていた。

「名前は?」

低く囁かれ、喉がひりつく。

「……マリエルです。」

「マリエル……」

繰り返す声が、甘く耳に残る。

「俺はヴィンセントだ。」

そっと手が伸び、頬に触れる。その温もりに心臓が跳ねた。

「痛かったら言ってくれ。」

真剣な声が胸に染みる。

次の瞬間、唇や肩に熱い舌が触れ、思わず震えが走る。

「ああ……」

痛みなんてなかった。

ただ、未知の感覚に息を呑むばかり。

私はいつしか、ヴィンセントに身を委ねていた。
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